竜馬伝 孝明天皇の異人嫌い???


孝明天皇は強硬な攘夷論者であったとされますが。異人が嫌いだったわけじゃないです。
当時の攘夷の機運の乗ったのです。

水戸とかで国学が盛んになって、今一番えらい公方様に、将軍の位を与えているのは天皇なので、天皇の方が理論的には偉いのでは?なんて、インテリが研究している動向も、掴んでいたでしょう。

そして、モタモタしている幕府を追求する機運に乗る為に、というか、文字通り、御神輿として担がれる為に、「私もジョーイ大賛成ですぅ。イェイベイビー。盛り上がっているカイ、このクソッタレドモーーー!」

って感じで、攘夷を唱えられたんだと思います。

その辺は日本一上手なお家です。

そして、攘夷が、尊皇攘夷となり、ついには幕府と対等にまでなりました(公武合体)。江戸時代は幕府領700万石対天皇領4万石だったのにですよ。

この辺りは、手品を見るようです。

教室で日本史を教える先生は、ちっとも驚きませんが、ま、そんな、馬鹿教師が、子供の歴史嫌いを助長しているんですが。
馬鹿教師が子供を腐らせているのは、日本史に限ったことじゃないですか・・・

しかし、天皇家を再興した孝明天皇は、公方様と対等じゃあ満足できない、欲深かな連中(倒幕派)にやられちゃいます。