共産党のうそ(副主席は大使じゃない)


明治憲法と現憲法の大きな違いは、天皇が元首であるか、国民主権であるかである。
終戦までは、天皇は戦争でも何でもできたが、その天皇の行為を大きく制限するのが、現憲法である。
しかし、天皇を廃してはいない。
天皇は現憲法では、力を大きく制限された機関である。

しかし、大きく制限されて入るが、天皇は政治をされている。

国会を召集するし、衆議院も解散するし、条約も批准する。

しかし、それを天皇か恣意的にやってはいけない。すべて内閣の助言と承認の下で行うことで、国民の監視下に置く。

天皇は日本の機関のひとつであるので、明らかに政治をやっていらっしゃる。しかし、その部分は、現憲法下では全て内閣の助言と承認という監視の下で、行うことで、内閣を選挙で選ぶ国民の主権を行使している。

ま、しかし、ご自身の服とか、自家用車とか、どこにバカンスにいくとか、その辺までは、いちいち言わない。

で、天皇は貴族なので、貴族のお友達なんかもいて、そのお友達をお会いになるって言うのが、「外国の賓客との会見」であって、まあ、自由とされるが、それが、「外国の大使、公使」であった場合は、それは外交であるので、内閣の承認と助言が必要。

今回の習さんは、副主席なので、大使公使よりもっともっと上。報道などで明らかであるが、政治的な意味が大きいことは、文句言っているやつらも、認めている。

って、ことは、副主席より影響の小さい大使、公使でさえ、内閣の助言と商人が必要なんである。いわんや、それより上の副主席には、もっと厳格な助言と承認が必要であるのは当然である。(要は政治的に影響の大きいことを天皇がする場合には内閣の助言と承認が必要ってこと、今回の会見の政治的意味は、とっても大きい)

なのに、共産党は、「副主席は、外国の賓客であって、大使公使じゃないから、助言と承認は不要」という。

噴飯ものの詭弁というより、陳弁、ジョークと言うべきか。

ま、これでも、馬鹿な国民をだますには十分なようなのが、とても悲しいが。