坂の上の雲の見方


こう見れば、真実であります。

陸軍大学、参謀課教師、メッケル。
なんとかという、ワインが飲めることが就任の条件。
(ドイツはアル中の将軍を日本へ左遷した)

「1万の軍隊でも、指揮官が優秀ならば、5万の軍隊を打ち破る」

メッケルがそういったとき、日本の生徒は反発しましたが、反発するほうが正しいのです。(アニメなんかでは、一台のロボットで、何百ものワルモノをやっつけたり、基地を破壊したししますが、そういうのは、アニメのなかのお決まりなだけで、ま、水戸黄門の助さん格さんなんかもそうですが、黒澤映画の三船敏郎もそうですが)
しかし、先生がこうでは、全うな生徒は落ちこぼれます。
実際に軍を指揮しての成果は無関係ですから、この、アル中先生に気に入られるほら話をする生徒か、どんどん成績がよくなり、主席で卒業します。
また、アル中であっても、非長州の人材が出世するのは、この手の学校しかないので、長州以外の人材は、馬鹿と知っていても支援するしかない。

かくして、世界一無能な参謀というか、指揮官がはびこる軍隊になり、あの、デタラメ(太平洋相手の戦争のこと)でしたってみれば、真実を行間で伝えている劇になります。