結婚詐欺事件で男が求めたものと女が求めたもの
彼女は、学費を援助してほしいって言っている。
平たく言うと「金をくれ」である。
金をあげた人はなにを見返りに求めたのだろう?
結婚詐欺だから、結婚だろうか?
私の妻は被害妄想で、家事のことを、女中の仕事、家僕の証なんて、忌み嫌う。結婚はそんな、女が男に隷属することじゃないって言う。
夫婦の愛は、お金で買えるんだろうか。
当たり前の事を知っている人は、夫婦の愛をお金で買うなんて考えない。しかし、結婚詐欺って、結婚をするといってお金を騙し取ることである。結婚とお金が結びつく不思議。
ま、結婚指輪、結納、結婚式、新婚旅行、新居の購入なんかであれば、結婚に伴うお金であるので、本当の結婚を考えていても、結婚詐欺の対象になってしまう。彼女は、これらの名目で詐欺を働いたのだろうか?
男たちが求めたのは、夫婦の愛なんだろうか?
性欲の満足と家僕としての隷属なんじゃないだろうか?
彼女が求めているのは「援助」つまり、お金である。援助できるお金がなくなったら、もしくは、お金を援助する気がなくなったら、黙って、とっとと去ってほしいのである。
援助させたげたのだから、そのことだけを純粋に喜んでほしいのである。(キムタクのファンであれば、手作りのお弁当は食べてもらえるだけでうれしいのである。材料費をよこせ、手間賃を払えなんていうのは、ファンじゃないし、明日もまた食べてほしいなんていう願いは、我慢するのがファンである。)
援助の見返りに、家僕としての隷属をなんて、そんな、彼女の人生は安っぽくは無いのである。少なくとも、彼女自身の頭の中では。
それなのに、警察に訴える、裁判所に訴えるなんていえば、誰でも困惑してしまう。
ま、困惑したからといって、相手を殺しちゃうのは正に殺人者ではある。こんな危険なやつを野に放してはいけないのは確かではある。