自民首班指名に見る役人優先


官の操り人形の、麻生太郎ちゃんなので、お役人様達の事務量がいっぱいで大変ってことで、自民党の総裁選挙を、特別国会の後にしたんだろう。

民主党への挨拶回り、特別予算の執行停止と残高確認、議員宿舎の引越し、駆け込み天下り、国会議事堂の控え室の割り振り直し、議場の名札と席の更新などなと、とても忙しいので、「総裁選なんてやってもらっちゃあ、徹夜しても仕事がおっつかない」ってことで、早々と後回しを決めて、太郎ちゃんに言わせる。

しかし、首班指名は、そんな軽いものであろうか?

三権分立だけど、議院内閣制、で行政のトップを決める重要な行為である。
憲法改正の次くらいに大切な行為である。

それなのに、どうせ自民党員の投票では決まらないからって、引越しよりも後回し。

この辺、役人根性を暴露してしまったところである。

法律や憲法は、その立法目的達成の手段であるが、役人にとっては、単なる免罪符、法律や憲法に違反しない範囲で、私服を肥やすって言う、ガイドラインにすぎない。
これをはずしたら、処罰されるから、はずさないように、私服を肥やそうって思っているので、首班指名の意味なんて関係ない。「後回しにしちゃいけないって法律なんか無いでしょ」ってことになる。

で、自分たちの都合を優先する。