CO2削減25%は高い目標か?


温暖化対策をしちゃいけないって、法律がたくさんある。

例えば新エネルギー利用特別措置法で、太陽光発電とか風力発電とか、再生可能エネルギーから作った電気を電力会社に買取を義務付けているが、その目標値が、2014年で、1.63%。
オランダではすでに今現在、風力発電が20%までになっているというのに、3年後で1.63%。

これは、買えじゃなく、買うなという法律。

お陰で、オランダと同じ気候条件の北海道で、風力発電を買ってもらうのに、20倍の抽選に当選する必要がある。
買ってほしいのは20社なのに、買ってもらえるのは1社。買ってもらえない会社はつぶれる。しかも、買ってもらえても、その条件に、電気の余る夜間は風車を停止することなんて、出鱈目な条件がついている。風車は止まりません。

これは、風力発電を日本はつぶそうとしているってことである。

本来つぶすべき文殊なんてのを、生かしておきながら。

しかも、官民癒着で、日本の電気は世界一高価。天下り団体にお金を注入するため。

他にも石油業界は、バイオエタノールのガソリン混入率を3%以下に制限して、バイオエタノール事業をつぶしている。

こういった、出鱈目は、企業献金と、コマーシャルスポンサーとしての世論操作の賜物であるが、出鱈目さえなくせば、ちっとも高い目標ではない。