子供の臓器を売れる時代


昨日規制のもっともゆるいA案可決。
これで、子供が邪魔な親は、臓器提供するという名目で、合法的に子供を始末できる。
そんな親は少ないが、1万人に1人いても2〜300人はいる勘定。
どうせそんな親の元に生まれた子供は、虐待死が一番ありがちな結果だが、それでも、何割かは施設に保護されて助かる。
これからは、そのうちの何割かが、ドナーとして、合法的に殺されるようになるのだろう。
ま、保護施設は今満杯状態で、保護できずに殺される児童も多い。どうで殺されちゃう命と見ることもできるのであるが。

出生率を2近くに回復したフランスなんかは、子供は、国の宝という考えがしっかりして、虐待する親からはすぐに子供を取り上げ、国が育てている。

私有財産制の徹底した日本は、子供は親の財産。私有財産の侵害は違法と、殺されるまま放置。
その方針からいえば、無駄に殺されるよりはドナーとなって社会に役立てってことか。

ま、内臓の提供は、本人が拒絶すれば防げるが、未成年という言葉を思い出してほしい。法律では子供は意思表示できないことになっている。
遺言に眼底すれば、15歳で遺言という意思表示に限定して行うことは認めているが、それだけ。
ましてや、テレビに出てくる何とかシャンに臓器を提供する幼児には、意思なんてみとめられていない。で、親が代理して意思表示することになっている。
このためにそうしたわけじゃないが、子供の臓器売買にとっては、結果的のとても都合よい法律体系になっている。