鍵師のお仕事


昨日の夕食会は、焼肉だったのだが、そこで、「今年落ちたら鍵師になれ」と妻と娘から脅迫された。私も母の日にグラタンとか作った娘に「調理師学校いけば?勉強しなくていいよ」とは言ってはいるのだが。
1年くらいの講習で合格率8割の試験で資格が取れ、人員不足だとTVでやっていたという。
帰ってから、鍵師ブログを除いてみた。
大変らしい。
客のおばちゃんが言うには、マンションを留守しているすきに、天井から忍び込んで、便器を古いものと散りかえらたのだそうだ。入り口のドアをがちゃがちゃいじるので、マンションの部屋の所に監視カメラをつけたが、まだ、いじる不審者がいるということで、マンションのエントランスにも、監視カメラをつけろという注文。そんなことできませんと断ると、「お客に向かって」と怒鳴られるらしい。
父親に監視されたくないからと、鍵を変えるが、お金は払わず請求書を置いといてくれという、その請求書を父親にまわすのだそうだ。新しくした鍵を渡して、マンションを買ってくれと交渉しているがなかなか美味くいかないんだとも、勝手にしゃべってくるそうだ。
考えてみると、私は、鍵師に電話したことは無いし、これからもしないと思う。
鍵師は私の未知の世界の住人とのお付き合いする商売らしいというのがわかった。
ま、常に人材不足というのも理解できた気がする。