名人戦の最中にサインをねだったのは


TV中継されている名人戦、両対局者と記録係が和服で画面に映っていますが、対局の始まり頃には、立会人という、プロ棋士のお偉いさんも座っていますが、そうじゃないおじさんもいて、これが報道というか、観戦記というものを書く人(観戦記者)。
対局場には、その観戦記者も入れるが、だからといって、対局している名人にサインもらっちゃいけない。
本人は「名人の手番(次に指す番)じゃないと思っていた」と言い訳しているが、手番じゃなくたって、駄目だろう。
昔のお金持ちの様に、あなたが、この二人を招いて対局させているのなら、そりゃかまわないが、主催はもう一社と共同で、あなたが元いた新聞社。しかも、名人戦は新聞社の私的な催しじゃない。
サインしている間にも消費時間はカウントされますし、なによりも、思考を中断されるのは大きな痛手。いいアイディアが浮かびそうになったときに声をかけられるようなものである。
爺さんは、時代に取り残されるとただの恥知らずになってしまう。
東公平」でググると、動画が見れます。
この人はチェスもとても上手で、日本代表にもなってます。升田幸三物語なんて本も出してます。耄碌する前の話です。