WBCでの城島と松坂の貢献


試合も終わって、後4年はないので、打ち明け話を報道ステーションでやっていた。
キューバとの第一試合、投げる度にキューバベンチから声がして、いい玉を痛打される。城島と話して、どうも、キャッチャーの城島の構えるミットの位置をベンチから見て、声で教えているようだってことになって、次の回から、あえてサインとは違う所にミットを構えると、ミットの位置でのスイングをするので、本当の球筋とはかなり違ってしまって空振り、何回か繰り返すと、ベンチからの声は止んだという。
強力キューバ打線を押さえ込んだのにはこんな秘話が合ったのかと。確かに、外郭低めに構えて、玉が内閣高めにいったとき、実況のアナウンサーは「あ、逆球。危なかったですが、空振りしてくれました」「あ、また逆球です。松坂、荒れてますね」って言っていた。
決勝では打撃さっぱりだったのに胴上げされたのは、こういう訳だったのかと、納得した。岩隈の好投のお膳立てをしたのは、松坂だったってこと。そうするとMVPも妥当。
そういえば、オリンピックのソフトでも、アメリカのNo.1ピッチャーの高め低めの癖を見破っていて、投げると同時に、上上とか下下とか、日本チームはベンチで叫んでいた。
プロならこんなことは絶対口にしない(一生秘密にしておく)、次の対戦が4年後だから、ニュースの視聴率に貢献してあげようってことなんだろう。