「孝」
むかしの小学校では、必ずやった話。
父親が犯罪を犯して家に戻ってきたとき、今の科学捜査がなしとして、他国へ逃がせばつかまる事はないとして、
逃がすか、警察に引き渡すか?
日本人は、悩む
しかし、儒教の国は悩まない。
即、逃がす。
当然の事である。
仲間内の利益が第一なのである。
事の真偽や正邪なんて、儒教ではちっとも重くない。
なので、うそをつくことに何のためらいもない。
それで仲間が有利になるなら、積極的に有利になることを主張すべきなのである。
仲間が、家族なら孝だし、国家なら忠。
儒教の教えでもあるし、西洋人の常識でもある。
真偽にこだわる日本人が、世界では、特異なのである。