天様の教え18:株主の害毒の歴史を抹消


明治後期、日本の輸出主力産業が、生糸。

日本人女性の職人技を生かした完璧能力給システムが項を奏し、生糸輸出は大繁盛。

能力を正当に評価された女工は大金を手にし、男遊びまでした。

しかし、株式会社に移行し、生糸工場ではなく、紡績工場では職人の技能は不要。

とくかく機械の前に居ればいいらしい。労働条件は劣悪化。

また、鉄道敷設は、票になり、鉄道会社もたくさん出たが、株主が配当を要求するあまり、安全を重視する社長が解雇される。

そこで、生み出された究極の株式会社制度、株式の持合制度。

株主の横暴はなくなり、従業員は、社員と呼ばれる程に優遇され、日本は未曾有の発展を遂げる。

しかし、そんな日本を食い物にしたい天様が、送り込んだ竹中。

会社法を改悪し、昔の株主の横暴時代に、従業員の受難時代に逆戻り。

喜ぶのは、天様の株主様だけ。

天様の下僕の教授たちは、株主の横暴を克服して立派な制度を確立した事を、無かったことにして、歴史から抹消。

株式会社は、日本人従業員のものから、天様の株主のものになってしまった。