予告軍師かんべい04


時代劇では、人は死なない。

死ぬのはエキストラ、昔の大部屋役者。

水戸黄門なら、ウッカリはちべいが真っ先に死ぬ。由美かおるも。

助さん、格さん、風車の弥七も、3,4回のうちには切り殺されている。

戦争しても自分は死なないって思っちゃうから、大衆は戦争ヤレヤレになる。

ドラマや映画では、その大衆様がお客様なので、罪を軍人に転嫁する。

都知事候補の田母神さんが、言っていた。

「一番戦争したくないのは自衛隊員。なぜなら、戦争したら死ぬのは自分たちだから。将校もかわいい部下が死ぬのはなんとしても避けたい」

しかし、後方のやつらがお気楽に煽る。

戦後のはやり言葉「君を守りたい」

そこでも、死ぬのは相手だけ。

守りたいなんていって戦っても、勝敗は時の運なら、50%は、戦う事=守りたい彼女の死ってことを理解できない。

戦闘になったら、必ず一人は役者が死ぬドラマを作ってほしいものだ。

それが、戦わないですむにはどうすればいいか、ちゃんと考える事になる。