踏み切りで老人を助けた話


知人なら助けるというのは当然のことなのであるが、

それが当然じゃない腑抜けは、いたく感動するらしい。

知人なら助けるという当然の事ができる人は、何にも感じない。

ここは、当然のことが出来る人が多いらしくあまり話題になっていないが。

で、ちょっと普通に想像してみる。

助けられた老人の親戚の立場で。


いわれもない不快感を一生背負うんじゃないだろうか。

本当に何にも悪い事していないのに、いわれもない負い目を一生背負う。

この老人の介護は大変だろう。

ひょっとして介護する側は、限界に達しているかもしれない。

それに、この負い目をプラスされる事は耐えられるのだろうか?

いい迷惑なんだけど、それを一生口に出来ないストレスは大変なものだろう。