TPP:農業票を守る戦い


農業を守るのではない。

農業票を守るのである。

農業も、他の産業のように、会社経営すればとてもよくなる。

しかし、会社経営にすると、農業票が、雲散霧消してしまう。

農業票を頑なに守り続けたから、農業の就業年齢は上がり続けるのである。

そんな農業でも、生産額は、ヨーロッパ一のフランスよりも大きい。

フランスは水が足りなくて、アフリカから水を簒奪している。

日本は水が溢れるほどにある。

農業票を守るのを止めれば、生産効率はさらに上がるし、就業年齢も若返る。

しかし、そんな事をするのは、自民党の自殺行為である。

絶対にしない。

本来毒になるはずのTPPを、補助金を使って、さらに農民票の政治依存度を高める。

アメリカの大規模農業がそうらしい。

映画「キングゴーン」でやっていたが、生産量は4倍になるトウモロコシは、

農薬漬け補助金漬けなのである。

とうもろこし農業は補助金貰わないと、赤字で倒産するシステムになっている。

日本もアメリカに倣って、農家の補助金漬けをTPPで強化しようとしている。