野田が消費税に政治生命を賭ける訳
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120405/mca1204051209010-n1.htm
何で今、何であんな眦を決して、消費税なのかというのが、この予算案である。
違法なのである。
お金が足りないときは、借金してもある程度はしょうがないが、限度がある。
今年、限度を超えたのである。
で、すべきことは、歳入の範囲内で、予算を組むこと。
橋下知事、橋下市長は、そうやってきた。
法律に従う行政と言うのは、そういうこと。
しかし、野田は、法律を犯す予算案を提出した。
だから、眦を決しているのである。
法律を犯す予算案でも、それでもOKって、曲げる法律を作れば一応適法。
原発事故で食品の放射能基準を産業廃棄物並みに引き上げたのと同じである。
実質的には危険でも、形式的には適法。
こういう悪いことを知っててやるのだから、眦を決しているのである。
借金を増やす分は、税金も増やさないとつじつまが合わないと思っているところは馬鹿正直。
役人的発想である。
本当は景気回復して増税を図るのが本当であるが、麻生とかその前の、馬鹿が、
「景気対策」と言って、「支持者へのバラマキ」をして、結果税収増にならなかったことに懲りている。
景気対策しても税収は増えないって、学習しちゃっている。
だから、違法に多額な借金をするには、借金を返す担保が必要。
それが、消費税である。
違法なことをしている自覚があるから、政治生命を賭けるし、眦を決するし、消費税に固執するのである。