TPP参加じゃない、途中参加である

日本は初めてだろうが、他の9カ国は、日本が居ない状態で、話を進めている。

そこに、途中から入っていこうというのである。

入ってこられる方としては、いい迷惑である。

話を最初から蒸し返されてはたまらないからである。

「ただただ、黙って文句も言わずに承認するだけならいいけど」

ってことになる。

そんな、会議に、参加させてくれと、9カ国相手に交渉するのである。

そんなら、個別交渉する法がどれほどいいか。

相手の話を丸呑みしないと、仲間に入れてもらえないような会議に、今更入れてくれということを決めたのである。

こういう、相手の言いなりになる外交は、日本の外務省の大得意とする所ではある。

ばかでクソじゃないとできないような外交に、総理がめくラバンを押してくれたのである。