ミシシッピ川氾濫報道に見る日本の利権国家体質


水に浸かった道路から、ジャブジャブとダイアンソイアおばちゃまが、カメラに歩いてくる映像で、ニュースレポートは始まるが、

レポート内容は、安全に避難出来たかどうか。

それだけである。

大きな河は、百年に一度は氾濫するのは、自然だから。

日本だと、どうだろう。

堤防の決壊箇所を、報道ヘリが、空撮する。

で、国土交通省の大臣に、責任を問うような質問。

堤防は万全だったかの解説。

なぜ、こうなるかというと、より大きな堤防を建設して、利権を大きくしたいのである。

一通り終わってしまったような、河川工事も、一箇所堤防が決壊したことで、「はい、もう一度、最初から」になる。

終わってしまった利権が、倍以上になって復活するのである。

お役人様にとっては、笑いが止まらない。

儲け放題である。

馬鹿な国民は、災害は対策することで防げると思う。

何たる思い上がり。

幼稚園児が何とかレンジャーに変身して地球を守れるとおもっているのと同じレベルの愚かさである。

事件があるたびに、対策と称して予算がつくので、日本の借金は雪ダルマの様に、膨れ上がっていく。

今回のユッケ騒動でも、役所は新しい仕事と、新しい権益を獲得したようだ。

韓国の様に、規制なんか作らないで、まじめに抜き打ち検査なんてやっては、それで、事は収まってしまうし、何より利権は生まれない。

そんなまじめで有効な対策は、絶対にしないのが、利権国家日本である。

事件は、お役人様の利権を拡大するために、マスコミと一緒になって美味しそうな事件を取り上げて大騒ぎする。