米兵は日本を守ったりはしない
国会で、「沖縄はパラダイスだから出て行きたくない」発言にも食いついた馬鹿が、
「日本を守ってくれるアメリカの兵隊さんに対して、なんて失礼なことをいうのか」
といっていた。
これは代議員としてあるまじき、馬鹿発言。
アメリカは日本を守ったりはしない。
「日本という同盟国が攻撃されたという事実は、アメリカが戦争をする口実になる」というだけである。
攻撃はたいしたこと無いって判断すれば、もしくは、攻撃した国と戦争したら大変なことになるって判断すれば、アメリカは自国の利益と国民を守るため、参戦なんかしません。
一緒に戦うのは、アメリカが戦争したいと思ったとき限定。
さらに、一緒に戦うというのは、敵国を攻撃するというだけで、日本の住民を守ったりはしません。
当然の事です。
敵国のミサイル基地を攻撃破壊したため、そこからはミサイルが飛んでこなくなるということはあります。
が、すでに発射されたミサイルが、自国もしくは自国の軍隊に向かっていない場合は、日本住民の被害を防ぐための迎撃なんかしませんよ。
それは、自衛隊の役割です。
自衛隊も、第一は、アメリカと同じで、敵の軍隊を攻撃することが第一です。
場合によっては、そっちのほうが優先されます。
沖縄の住民に向かって「おまえらも戦え」とか、「邪魔だから自決しろ」とかは言わないでしょうが。
米兵は、ベトコンかもしれないと、ベトナムの住民をたくさん虐殺した実績もありますからね。最近は規模は小さいですか、イラクでもやってましたね。
少なくとも日本の住民を直接守ったりすることは絶対にありません。
日本の住民を直接守るのは、テレビの中にいる３４種類のスーパー戦隊だけですよ。それも、先週の日曜日、大規模な総力戦を展開して、戦力がゼロになってしまっていますが・・・
そしてですね、日本の利益だけを考えて、開戦を決意するような人物は、「危険人物」というレッテルを貼られて、自衛隊から追い出されますから、自衛隊が開戦を決意するのは、アメリカ様の許可が出た場合に限られます。
つまり、日本が戦争するのは、アメリカに有利な場合だけなので、そのときは一緒に戦って「アメリカの国益を拡大します」ってことですよ。
アメリカは日本の家僕でも奴隷でもないですから、日本を守るためだけで、戦ったりしません。それは、アメリカの国民を裏切ることで、そんなアメリカ人のリーダーはいませんよ。
米軍というのは抑止力になっているだけですよ。馬・鹿な発言は慎みましょうね。
