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フェイスブックを作った彼が、失ったものは?>

とかいうのが、大衆向けのキャッチコピーであるが、彼は何も失っていない。

最初から何も持っていなかったのだから。

持つチャンスを逃したともいえるかもしれないが、彼がチャンスを逃さない確率は、ほぼ0である。

彼がとってもクールなシステムを作るのに、多くの一般人との接触でとても重要なヒントや出会いを得たということである。(ハーバード大学の学友を一般人というのは少し変ではあるが・・・)

彼は、一般人から提訴された訴訟で、その対価を十分に支払っている。

むしろ、彼は多くのプログラマーの仲間を得ているが、そこは映画を見る大衆には理解不能なところなので、あえて描いていない。

それに、キャッチコピーと矛盾してしまうし。

彼がフェイスブックを作るのに最も大きなきっかけになった、最初の彼女は、彼を訴えた一団には属していないことは、注目すべきである。