スカーフを着用した女学生を学校に入れてよいのか?


トルコでは、大議論になっているらしい。

スカーフといっても、日本人が思う浮かべやすい戦艦大和のヒーローの「あ、あ、あ、真っ赤な、ス、カ、ァ、フー」とか、仮面ライダー1号2号の赤いスカーフではない。

時代劇で、女性が顔を隠す(という設定だが、女優が顔を隠しては商売にならないので、顔ははっきりわかる、どちらかというと、髪だけを隠した)頭巾に近い。

ちょんまげして、学校に行くと注意されるような、それと同類の「ふざけた格好」だからだというのではない。

イスラム教の教え通りの服装らしいが、政教分離の徹底したトルコでは、たぶん、公共の場で宗教色を出すのはよくないと、禁止されていたのか?

それが、今回の憲法改正で、政教分離が緩められたので、許されるべきものなのか、いやいや、そこまでは許されないということなのかの、議論と推察するが、まったく実感がわかない。

人はみな平等であるとか、人類一般について、わかった風な口を利くのが、如何におろかなことであるかを、改めて実感する。

しかし、アングロサクソン系の白人のクリスチャンは頭が悪いというのは、本当だと思う。