竜馬伝 加尾は実在した!


いやぁ、びっくりです。

http://www.jpreki.com/jp/kao.html

まぁ、日記ですから、過去のことは水に流しましょう。論旨に訂正すべきところは無いと思うけど・・・

まあ、でも、実情はお兄さんの修二郎といっしょに学生運動にはまっていた女性のようですね。

竜馬も加尾に男装しろって言ってますから、宮中にいるのに、男装は不要で、宮中から出て、勤皇の志士と頻繁に連絡を取るためにってことでしょう。今で言う女性活動家ですね。

そういう意味では、竜馬とは気が会ったでしょう。同士の感覚でしょうか。

三条卿の死で3年で土佐に帰っちゃいますから、竜馬とは入れ違いというか、土佐に帰ってからは、同じ活動家の兄と一緒に、兄の死後は、夫といっしょに政治活動に夢中になっていたので、竜馬と会う機会が訪れ無かったのでしょう。

しかし、政治活動の方は実を結び、夫は警視総監にまで出世します。

むしろ、佐那の方とは、江戸の妻というくらいの生活だったようで、手紙にも佐那の方が、顔がきれいって書いてます。大好きな姉を小柄にして美人にしたのが、佐那だったのであれば、夢中になって当然でしょう。

佐那も、剣道をしていては、子は生めない体になることは知っていて(当時の武家は、子を産まない女は直ぐに離縁していいことになっていました)、竜馬と一時の生活を楽しんだのではないかと思われます。落語にも長崎の女房が江戸に訪ねてくる話がありますが、重婚をけなす感じは全くありません。むしろ、長崎に居つづければいいのに、江戸に押しかけてくるなんて、って感じです。

今の嫉妬深い女性の共感は得られないでしょうが、佐那は竜馬との生活を十分満足していたと思います。